日本だけでなく世界中の美術館に作品が収蔵、展示され、「九谷焼・ジャパンクタニ」を世界に広めた日本が世界に誇る陶芸家です。 九谷焼（彩釉磁器）の人間国宝、最晩年期にごく僅かに制作された希少な作品。

碧明耀彩十二稜壷：十二稜の鎬が削られた球体に調和するように、鮮やかな色釉が施された作品。深い青い空に浮かぶオーロラのような景色に魅了されます。 最晩年に作られたなかなかお目にかかれない最上位の秀晩品です。工程としてロクロで肉厚の素地を成形した後、面を削り込む作業から形作っています。
焼物は厚みにバラつきがあると生地で切れてしまう為、形を仕上げるのがとても難しい作品です。その為、成功率が非常に低く、手間のかかる大変希少な作品です。
●寸法：幅247mm・高さ213mm

耀彩線文壷：大変希少で重宝がられる華やかな黄色を主体とした多彩な色目のグラデーション、多色の絶美な輝き、ハーモニーが奏でる秀逸品でございます。夜明けのような神秘的で奥深い輝きに吸いこまれそうになるくらい魅了されます。
●寸法：幅215mm・高さ207mm

碧明耀彩壷：最も代表的な円盤型と美しい真円形の器面に、鮮やかな発色を見せる釉薬のグラデーションが見事な形成した名品です。 晩年らしいガラスのような透き通ったコバルトブルーの背景に、オーロラのように揺らめく美しいグリーンの光が眩しく美しい。
●寸法：幅212mm・高さ218mm

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